◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日午前11時10分開始予定)、本拠地・ヤンキース戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。今季最長13連戦初戦に、2試合ぶりの本塁打となる21号に期待だ。
試合前にはキャッチボールをして軽めの投手調整を行った大谷。早ければあす31日(同6月1日)の本拠地・ヤンキース戦前にも2度目となるライブBP(実戦形式の練習)で登板する見込み。ロバーツ監督は「彼はすごく投げたいと思っているだろう。先週(初のライブBP)はいい一歩だった。我々は確実に前進して、彼もその過程が現実になるのを感じ始めている。彼の興奮も高まっていると思う」と期待を込めた。
大谷は25日(同26日)の敵地・メッツ戦前に23年9月の右肘手術後初めて実戦形式の練習ライブBPで登板。22球を投げて2三振を奪い、最速97マイル(約156キロ)をマークした。メジャー復帰登板は7月のオールスター後になる見込みで指揮官は「我々は慎重に対応してきた。ほかの選手よりも進行は遅いかもしれないけど、意識的に慎重かつ計画的に調整を進めている」と説明した。