◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目に先発左腕のマックス・フリード投手(31)から2試合ぶりの本塁打で3試合ぶりの先頭打者本塁打となる21号先頭打者本塁打を放った。

 主役の2人が初回からエンジン全開だ。

まずは「2番・右翼」に入ったヤンキースのジャッジ。1回表に19号ソロを中堅に運ぶと、大谷は負けじと1点を追う1回裏先頭で初球の93・7マイル(約150・8キロ)を中堅左に運んだ。打球速度は105・5マイル(約169・8キロ)、打球角度31度、飛距離417フィート(約127メートル)。初回から圧巻の本塁打の打ち合いだった。

 左翼席で大谷のホームランボールをゲットしたのはアマンダ・デュシャトーさん。大の大谷ファンでもあるといい「ボールが落ちてきた瞬間にそれをつかんだのよ。皆ボールを探していたからカオスだったけれど、私はボールを見失わなかったからとれた。とても興奮しているわ。アナハイムが故郷なのでエンゼルスファン。今は休暇で帰ってきたの。テキサス在住なので、テキサスに大谷が来たときは見にいったのよ。夫はドジャースのファンで、大谷がドジャースに入ったから今は私もドジャーファンよ。

明日テキサスに帰るわ」と興奮気味に説明。10、11歳の娘は泣いて喜んだようで「一生大切に保管するつもり」と言い切っていた。

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