◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ヤンキースのM・フリード投手が30日(日本時間31日)、敵地のドジャース戦で今季ワーストの6失点を喫した。

 前回登板まで7勝0敗、防御率1・29でア・リーグの投手2冠。

必勝を期して昨季ワールドシリーズのリマッチ初戦に投入された。

 今季抜群の安定感を誇っていたフリードは、ジャッジの初回弾による援護をもらって臨んだ初回に先頭の大谷翔平に21号ソロを被弾。4―1の2回にも自身のボークもあって点を奪われ、今季ワーストタイの2失点を喫した。以後3イニングを無失点で切り抜けたが、6回に先頭の大谷に2発目の22号ソロを被弾。その後3連打で4点目を奪われKOされた。無死二、三塁で2番手ロアイシガが適時打を打たれ同点とされ、フリードに5失点目が記録。なお1死満塁で3番手のヒルが押し出し四球を与えて逆転を許し、さらに6失点目が記録された。

 フリードが6失点したのはブレーブス時代の昨季4月6日、開幕2戦目で8失点(自責7)して以来約1年ぶり。また大谷に喫した同一打者からの2本塁打は、昨年7月5日にターナー(フィリーズ)に許して以来、屈辱のマウンドとなった。

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