◆春季北海道高校野球大会 ▽準決勝 北海6―0白樺学園(31日・札幌円山)

 北海が6―0で白樺学園を下し、3年連続の決勝進出。1995年の東海大四(現東海大札幌)以来30年ぶりの春全道3連覇に王手をかけた。

 1回2死三塁。先発の松田収司(3年)からバトンを受け、背番号13の右腕・森健成(1年)がマウンドに上がった。4番打者を二ゴロに打ち取ると、その後は自己最速タイの143キを計測した直球で押し込み、好調の白樺学園打線を翻弄(ほんろう)。5回1/3を3安打無失点に抑えた。

 ルーキーの好投に打線も応え、2回に9番・吉井天星遊撃手(3年)の適時打で先制。3回に6番・佐竹來都中堅手(3年)の適時打で追加点を奪うと、その後も着実に得点を重ねて突き放した。

 決勝は初優勝を目指す旭川実と対戦する。

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