◆東京六大学野球春季リーグ戦最終週第1日▽早大11―2慶大(31日・神宮)

 雨のため1時間遅れでプレーボールとなった早慶戦は、早大が先勝した。今秋ドラフト候補右腕・伊藤樹(4年=仙台育英)が慶大・外丸東真(4年=前橋育英)との通算18勝で並ぶエース対決を制し、8回を7安打2失点、9奪三振で今季負けなしの6勝目。

現役最多のリーグ通算19勝目を挙げ、小宮山悟監督(59)が現役時代にマークした通算20勝へあと1勝に迫った。

 早大は6月1日の2回戦に勝利すれば、9勝4敗で勝ち点4の明大と並び、6月3日には早明による優勝決定戦が行われる。2回戦に慶大が勝てば、明大の4季ぶり44度目の優勝が決まる。

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