◆米大リーグ ドジャース―ヤンキース(31日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が31日(日本時間6月1日)、本拠地・ヤンキース戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回に今季62得点目を記録した。大谷は、初回先頭の1打席目に右前安打を放つと、1死一、二塁から4番・スミスの右前適時打で先制のホームを踏んだ。
大谷は前日30日(同31日)同戦の初回の先頭弾で今季60得点目に到達。5月中に60得点に達するのは、スポーツ記録統計を取り扱うオプタスタッツによると近代野球史上最速だという。1900年以降、170得点を記録したのは1921年のベーブ・ルース(177得点)のみだ。
この日、ヤンキースの先発はウィル・ウォーレン投手(25)。昨季メジャーデビューし、今季初勝利をつかんだ右腕だ。試合前の時点で今季は11登板で3勝2敗、防御率4・09。大谷は初対戦だった。直近で放った安打は5本連続で本塁打だったが、23日(同24日)の敵地・メッツ戦以来のシングル安打となった。
5月は試合前時点で15本塁打、32得点。23年6月にマークした月間15発に並ぶ自己記録で、1953年8月のスナイダー、85年6月のゲレロが持っていた球団記録にも40年ぶりに並んだ。