◆春季近畿地区大会▽決勝 東洋大姫路1―0智弁和歌山(1日・さとやくスタジアム)

 決勝が行われ、昨秋王者の東洋大姫路(兵庫)が、今春センバツ準優勝の智弁和歌山を破り、春は37年ぶり4度目の優勝を果たした。

 先発した木下鷹大(3年)が、9回9安打で完封した。

打線は3回1死三塁で、4番・高田瑠心一塁手(3年)の内野ゴロの間に1点を先制。これが決勝点となった。

 今大会初戦は大阪桐蔭に13安打9得点で8回コールド勝ちを収め、準決勝では奈良大付(奈良2位)に1―0で勝利。県大会に続き、エース右腕の阪下漣、末永晄大(ともに3年)を欠く中で、17年秋、18年春を制した大阪桐蔭以来となる秋春連覇(20年春はコロナ禍で中止)を成し遂げた。

 智弁和歌山は、昨年の春、秋に続いて3季連続の準優勝となった。

編集部おすすめ