◆JERAセ・リーグ 広島―阪神(1日・マツダスタジアム)
広島打線が、阪神のドラフト1位・伊原に7回途中3安打無失点という好投を許した。7回に1死から坂倉の遊撃内野安打、モンテロの右前打の連打で1死一、二塁の好機をつくってマウンドから降ろしたが、得点は奪えなかった。
ルーキー左腕に対し、5月18日の対戦(甲子園)で末包の犠飛で1点を奪っただけ。リリーフ1試合を含め、4試合で対戦防御率0・47という苦戦ぶりだ。
5月上旬には7試合連続で2ケタ安打をマークするなど好調だった打線だが、今季6度目の完封負けを喫した前日まで10試合連続の3得点以下と陰りが見える。一時、打率リーグトップに立っていた3番・ファビアンが、この日の初回に11打席ぶり安打を放ったものの、4番・末包は伊原が降板するまでの3打席で17打席無安打。中軸の不振が深刻だ。