◆JERAセ・リーグ DeNA3―2ヤクルト(1日・横浜)

 ヤクルトは今季ワーストタイとなる5連敗を喫した。育成ドラフト4位の下川隼佑投手が4回2失点で初登板初勝利はならなかった。

打線は北村拓己内野手が昨年4月24日の阪神戦で塩見が放って以来の初回先頭初球弾も実らなかった。

 高津臣吾監督は「下川は4回までと思っていた。なのでいい投球でした。結構落ち着いて投げていた」と高く評価。今後も先発起用のチャンスもすぐに巡ってきそうな好内容だった。

 打線は12戦連続2得点以下は球団では国鉄時代の1962年9月9日の中日戦から9月29日の阪神戦と、巨人が1993年6月30日の中日戦から7月14日の広島戦にかけてマークしたプロ野球ワーストタイ記録となった。指揮官は「現状はこれ以上のあれ(策)がないので。打順を入れ替えるぐらいしかない。いるメンバーは全力でやっている」とかばった。

 3日からは交流戦・西武戦(ベルーナD)が始まる。今季最多借金17からの逆襲はなるか。

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