◆米大リーグ ドジャース3―7ヤンキース(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・山本由伸投手(26)が1日(日本時間2日)、大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」でフル出場した本拠地・ヤンキース戦に先発し、4回途中7安打4失点、2奪三振で降板し、7勝目を逃して4敗目を喫した。1・97だった防御率は2・39となり、チームも3連勝を逃した。
前日は今季最多21安打を放ち、18点を奪って大勝したドジャース。だが、この日は打線が沈黙した。昨季は同僚だった先発左腕・ヤーブローの前に6回まで4安打1得点のみ。1番から4番に並んだ大谷、T・ヘルナンデス、フリーマン、スミスの中心打者4人が、この試合では計16打席に立って5三振を喫するなど一度も出塁できなかった。
奪った得点はエドマン、パヘス、マンシーのソロによる3点のみ。ロバーツ監督は「前の2試合の投手と違って、速球ではなくてバランス(緩急)で勝負してきた。タイミングを外されて、捉えきれず、打線として何も出来なかった」と脱帽した。
それでも指揮官は、「シリーズ勝ち越しを目指していたので(2勝1敗で)それが出来てよかった」と前向きだった。