ロッテの鈴木昭汰投手が2日、都内で行われた日本生命セ・パ交流戦の開幕記者会見に出席した。チームは4連敗中で、17勝31敗で今季最多となる借金14と低迷中。

会見後、取材に応じた左腕は「今、僕らはあまり良くないですけど、交流戦は特に成績次第では(差を)縮められる絶対にいいチャンス。本当に諦めてないので。1つでも勝ち、交流戦が終わったときに、いいところに入れれば」と、力を込めた。

 プロ4年目の昨季は、自己最多51試合に登板し、わずか自責4で防御率0・73と圧倒的な成績をマーク。交流戦は6試合に登板し、2安打6奪三振、計6イニングで防御率0・00と抜群の安定感を見せていた。

 昨季は7勝9敗2分で12球団中8位だった。今季は3日から本拠地での巨人戦で開幕カードを迎える。「どの打順で回ってくるかはわからない。代打攻勢してくる可能性もあるし、絶対にもう、本当、3人で3アウトを取るだけですね」と鈴木。逆襲の6月へ、「心機一転じゃないですけど、交流戦からチーム状況をどんどん、どんどん上げていって。勝ちに飢えてるので、僕たちは」と闘志を燃やした。

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