広島は、貯金1の4位で交流戦を迎える。チームにとって“鬼門”と言われ続けた交流戦。
昨年は、助っ人野手が不振と故障で不在だった。今年は打率リーグ上位を争うファビアンに、5月中旬に故障から復帰したモンテロもいる。「若い選手も少しずつ力をつけてくれているので、ベテランと若手と外国人選手をバランス良く戦っていきたい」。直近は11試合連続で3得点以下と打線は低調ながら、DH制を有効に活用しながら最善のオーダーを組んでいく。
開幕カードは、パ・リーグ2位のオリックス(京セラD)が相手だ。初戦は、昨年オフに海外FA権を行使して移籍した九里が先発する。「(九里)亜蓮も楽しみにしていると思うし、うちの選手も楽しみにしていると思います。(西川)龍馬もいますしね」と、ニヤリ。
約3週間の交流戦は「あっという間に終わる」という。