◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス―広島(4日・京セラD大阪)

 広島の大瀬良大地投手が、今季ワーストの4回6失点で降板した。

 3回まで無失点も、4回に崩れた。

4回無死満塁、紅林の打ち取った打球が左翼線にポトリと落ちる2点適時打となった。不運な形で先取点を奪われると、その後は若月に適時二塁打、中川に2点二塁打、なおも1死一、三塁から頓宮に適時二塁打を浴びた。4回は1四球を挟んだ5連打を含む7安打で大量6失点した。

 初回は3者三振という最高の立ち上がり。2回は1死一、三塁から紅林を三ゴロ併殺打、3回も1死一、三塁のピンチから大城を空振り三振、頓宮を遊撃ライナーで無失点で切り抜けていた。

 前夜は、打線がオリックス・九里から初回に打者9人の猛攻で3点を奪い、4回までに先発全員安打放って攻略。この日は、広島で九里と同学年でしのぎを削ってきた大瀬良が、4回までに先発全員安打を許し、返り討ちに遭った。4回71球で11安打6失点という内容だった。オリックス戦は過去4戦3敗だったが、5戦目も勝利をつかめなかった。

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