◆イースタン・リーグ オイシックス1―5巨人(6日・ハードオフ新潟)

 巨人の坂本勇人内野手が今季実戦43試合目、135打席目で初となる本塁打を放った。

 「3番・三塁」で先発出場。

6回先頭でカウント1―1から元DeNA左腕・高田が投じた外角寄りの変化球をしっかり捉えると、打球は大きな弧を描き、左翼席へ。「前回からいい感じで打てていて、継続できていた」とアーチを振り返った。

 先月12日に不調により今季2度目の降格。練習ではバットのグリップに装着しスイングの様々な数値を計るBLASTを積極的に使用しながら試行錯誤。4日には1週間ぶりに実戦復帰すると、今季初の逆方向への長打を含む2安打2打点を記録し復調の兆しを見せていた。この日の一発に桑田2軍監督も「フェンス直撃くらいかと思ったけど、よく伸びていったね。やっぱりいいところで捉えてるんじゃないかな」とうなずいた。

 得点力不足が顕著で1軍は5連敗中。「結果も出ているので、早く1軍に戻れるようにやるだけです」と力強く語った背番号6。復活を遂げ、チームを鼓舞するピースとなる。

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