ウエスタン・リーグのくふうハヤテへの派遣から復帰した巨人の山田龍聖投手が6日、5日からくふうハヤテに派遣された育成3年目右腕・田村朋輝投手に授けたアドバイスを明かした。

 田村はこれまで寮生活だったが、派遣先では一人暮らしとなる。

山田は「これまでは寮だったし、一番大変なのは食事だと思って。僕はこんな感じでやっていたよとか、オススメの定食屋の話もしました」と約2か月半の静岡生活に基づく助言を送ったという。

 野球に関する部分では、新たな環境に飛び込むことで「いろんな野球を知る」ことのメリットを伝えた。「(くふうハヤテには)いろいろなことを経験している人がたくさんいる。(元DeNAの)倉本(寿彦)さんとか(元日本ハムの)中村勝(投手)コーチも、海外に行ったりして、いろんな経験をしている。考え方も違うし、もちろん巨人じゃ聞けない情報もある。僕はそうしていろんな人に話を聞いたし、『いろいろなことを聞いてやってみた方がいいよ』と」と明かした。

 山田自身は、派遣先で先発ローテを担い、9登板で2勝2敗、防御率1・79をマーク。当初は6月30日までの予定だったが、1か月ほど早く派遣期間を前倒ししての復帰となり、現在は2軍の先発ローテを任されている。自身が静岡で飛躍の土台を積み上げたように、田村への助言が生かされることを願っている。

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