◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人―楽天(6日・東京ドーム)
巨人は3日に89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんに追悼の意を示し、ユニホームに「3」をつけて臨み、赤星優志投手が自己最多タイの5勝目を目指して先発。5回まで3安打無失点と好投している。
赤星は1回、2回を3者凡退。3回は1死から四球を出したが後続を抑えた。4回の赤星は1死から辰己涼介外野手にこの試合初めて許すヒットとなる中前打、浅村栄斗内野手を四球で歩かせ一、二塁とされたが、村林一輝内野手を遊ゴロ併殺打に仕留めた。
赤星は5回、先頭の小郷裕哉外野手に左中間二塁打。ドラフト1位ルーキーの宗山塁内野手を左飛としたが、太田光捕手の右前打で1死一、三塁とされた。だが、ハワードを空振り三振、中島大輔外野手を三ゴロに打ち取り、得点を許さなかった。
打線は1回2死から3番・泉口友汰内野手が中越え二塁打で先制のチャンスを作ったが、キャベッジ外野手は見逃し三振に倒れた。5回1死からスタメン起用のオコエ瑠偉外野手が、1回以来チーム2本目のヒットとなる左前打で出塁したが、後続が続かず無得点。
赤星の投球について内海哲也投手コーチは「コントロールもテンポも凄くいいね。ストライク先行でカウント有利にゲームを進められている。普段戦わないパ・リーグのチームなので、無駄な四球は与えないよう、自分の球を信じてどんどん投げ込んでほしい。