◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神1×―0オリックス=延長10回=(6日・甲子園)
阪神・藤川球児監督がオリックスの広岡大志内野手を気遣った。
9回無死一塁で、一塁走者の広岡は西川の二ゴロで二塁に滑り込んだ際に送球を受けた遊撃・小幡に接触。
指揮官はそのプレーを振り返り、「もしかしたら、よけようとして、そういうスライディングになったような気がしています。その前に広岡選手の石井のことについての申し訳なさそうな表情を見ていましたから」とコメント。この回の先頭で広岡が直球を捉えた打球が、マウンドの石井の右側頭部に直撃し、交代したシーンを踏まえた。
その上で、広岡には「グランド上は100%と100%でぶつかるので。いろんなことが起こりえる。広岡選手も気持ちはつらいものがあると思いますから。あした元気に彼(広岡)もプレーしてもらえたらいいんじゃないか」とおもんぱかった。