◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(6日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場する。23年9月の右肘、昨年11月の左肩手術から今季は投手としても球宴明け頃に復帰予定で、試合前にはキャッチボールで調整した。

 グラウンド上では日本代表が世界一を奪還した23年WBCで共闘したカージナルスのL・ヌートバー外野手(27)と談笑。途中から同韓国代表のドジャース・エドマンも加わり“日韓対談”でリラックスした表情も見せていた。

 この日、ロバーツ監督は大谷の次回ライブBP(実戦形式の練習)登板が9日(同10日)の敵地・パドレス戦の試合前になると明言した。二刀流右腕は5月25日(同26日)にライブBPに登板し、自身2度目となる右肘手術から641日ぶりの“復帰”を果たすと、31日(同6月1日)には術後2度目のライブBPで最速97マイル(約156キロ)を計測するなど順調な回復具合を示していた。

 指揮官は今後も中5、6日で土日を中心に登板する見込みと説明していたが、今回の敵地・カージナルス戦は土曜日、日曜日がともにデーゲーム。加えて、金曜日のこの日は試合前から悪天候に見舞われた。メジャーではデーゲームの試合前は本格的な練習をしないことが多く、大谷の登板も“延期”する形となった。

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