◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(6日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・カージナルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。4試合ぶりの本塁打となる24号、3試合連続マルチ安打に期待がかかる。
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手(36)は前日5日(同6日)の本拠地・ロイヤルズ戦で先発したため、ドジャース3連戦の登板予定はなし。試合前はリラックスした表情でグラウンドに姿を見せると、ドジャースのロバーツ監督と談笑していた。
15~17年の3年間、巨人でプレーし、通算31勝を挙げた右腕。18年にカージナルスに移籍してメジャー復帰すると、同年に最多勝に輝き、23年WBCにも米国代表の一員として出場した。
3日に巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で亡くなったことを聞いたマイコラスは「マジかよ…」と言葉を失って絶句。すると、長嶋さんとの思い出を口にした。
マイコラス「ナガシマさんは毎年のように春のキャンプに来ていましたよね。当時も高齢でしたが、ピッチャーがブルペンで投球練習をしていると、バッターボックスに入ったことがあったんです。コントロールミスしたらよけられないだろうし…と考えたらとても心配でした。(投げるのが)とても怖かったのを覚えています」
長嶋さんは17年のキャンプ中に、ブルペンで打席に入り、投手の球筋を確認することは確かにあった。自身が3年間を過ごしてメジャーでの活躍の礎にもなった巨人を築き上げた長嶋さんとの別れにマイコラスは「本当に悲しいです。