◆陸上 ダイヤモンドリーグ第5戦(6日、イタリア・ローマ)

 男子100メートルで世界陸上2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)が今季2戦目に臨み、10秒31(追い風1・1メートル)で8位だった。

 今シーズンは4月26日のダイヤモンドリーグ第1戦(中国)でシーズンインし、10秒42。

5月18日のセイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)は当日に「足の違和感」で欠場も「世界陸上でしっかり結果を出す。そこまでしっかり準備していく段階で、スケジュールと体の調子が合わなかった」と冷静に判断。「もう一回(拠点の)アメリカに戻ってしっかり練習を積んで、体のコンディションも上げていかないといけない」と話していた。

 昨年のパリ五輪では日本勢で唯一、準決勝に進んだサニブラウン。9秒96の自己ベスト、世界大会での日本人最速記録をマークするも決勝進出ラインにはわずか0秒03及ばず、日本勢92年ぶりとなる五輪の決勝は逃した。東京世界陸上で、さらなる飛躍を狙っている。

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