6月7日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル、10頭立て)は、2番人気のディバインウインド(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、父スワーヴリチャード)が、道中2番手からメンバー最速の末脚で突き抜けて快勝。関東圏で行われた今年最初の新馬戦を制した。

勝ちタイムは1分34秒4(良)。単勝1・6倍の1番人気に支持されたゾロアストロ(牡2歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)は、ゲートの遅れが響き2着に終わった。

 道中は逃げ馬を見る形でしっかりと折り合い、残り400メートルから追い出されるとダイナミックなフォームで加速し、3馬身半差をつけた。ダミアン・レーン騎手は「返し馬、ゲート入り、スタートと全てを含めて教育されていてプロフェッショナルだった。スタートして道中は何度か若さを見せていたけど、直線に入って反応が良かったし、最後もいい脚を見せてくれた。経験を積みながらポテンシャルを上げていってくれれば」と話した。

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