日本卓球協会は7日、都内で理事会を開き、5月の世界選手権個人戦で4つのメダルを獲得した日本代表に、規定に基づいて計2100万円の報奨金を与えることを発表した。
男子ダブルスで日本勢64年ぶりの金メダルに輝いた戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)には、それぞれ500万円ずつを贈る。
女子シングルス準々決勝で当時世界ランク4位の王芸迪(おう・げいてき、中国)を破って初の銅メダルを獲得した伊藤美誠(スターツ)には300万円、女子ダブルス銅メダルの張本美和(木下グループ)、木原美悠には150万円ずつを贈る。
日本協会の馬場美香・強化本部長は「男子ダブルスで金メダルを取れたことは、日本卓球界にとっては良かったこと。強化がうまくいって、次のロス五輪に向けて新監督の初めての世界選手権でいいスタートが切れた。女子もシングルス、ダブルス、ミックスの全種目でメダルといいスタート。また、シングルスのベスト8に女子が4名、男子が1名入れたので、ロスに向けて強化を、ここからさらに進めていきたいと考えています」と総括した。