◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人2―0楽天(7日・東京ドーム)

 巨人・中川皓太投手がプロ10年目で通算100ホールドに到達した。

 打線が2点を先制した直後の7回から、先発・グリフィンの後を受けて登場。

先頭の小郷を148キロの直球で空振り三振に仕留めると、ルーキーの宗山も左飛。最後は右の代打・阿部を初球で遊ゴロに抑え、8球で3者凡退とした。

 節目の記録について「あまり意識はなかったです」と柔らかい笑みを浮かべながら「そういう数字に到達できたのはうれしいです。でも自分だけの力じゃないですし、いろいろな人のサポートがあってここまでやってこられたので。その気持ちは忘れずに、また明日からも投げたいと思います」と謙虚に振り返った。

 31歳の左腕はこれで6試合連続無失点とし、今季16ホールド目。ここまで24登板、21回1/3を投げてイニング数を大きく上回る30奪三振を記録している。チームの連敗ストップにも貢献し「今日は状態もよかったので自信を持っていけた。それは大きかった。体の状態をうまく調整しながらプレーできていることが今年はいいところかな」と好投の要因を口にした。

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