◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(7日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日午前3時15分開始予定)、敵地・カージナルス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。5試合ぶりの本塁打となる24号、4試合連続安打に期待がかかる。

先発は7勝目を狙う山本由伸投手(26)。カージナルスの「1番・左翼」でスタメン入りしたラーズ・ヌートバー外野手(27)とは初対決になる。

 大谷は2日(同3日)の本拠地・メッツ戦で右翼へ23号ソロを放ってから4試合連続で本塁打なし。前日6日(同7日)の敵地・カージナルス戦で打球速度113・4マイル(約182・5キロ)という強烈な右前安打を放つなど3試合連続となる安打を放っているが、直近3戦の5安打すべて単打で、長打も4試合連続で出ていない。豪快な打撃に注目だ。

 カージナルスの先発は、エリク・フェディー投手(32)。昨季自己最多9勝を挙げた右腕で、今季は12登板で3勝5敗、防御率3・82。23年には韓国リーグのNCで20勝、防御率2・00、209奪三振の3冠でMVPに輝いた実績もある。右腕がホワイトソックスに所属していた昨年6月26日に対戦した際に大谷は先頭打者本塁打。通算4打数1安打、2四球だ。

 ドジャースの先発は山本由伸投手(26)。ここまで12試合に登板して6勝4敗、リーグ3位の防御率2・39をマークしている。

前回登板の1日(同2日)、本拠地・ヤンキース戦では4回途中7安打4失点と乱調。中5日でどこまで修正できるかに注目だ。23年のWBCでともに戦ったヌートバーとは初対決となる。

 大谷はここまでチーム63試合のうち、真美子夫人の長女出産にともなう「父親リスト」入りで欠場した2試合を除く62試合に出場。リーグトップの23本塁打を放っている。レギュラーシーズン162試合に換算すると、58・2発ペース。前日終了時点で73安打(リーグ2位タイ)、打率2割9分4厘(同9位)、39打点(同15位タイ)、OPS1・029(同2位)、65得点(1位)なども好成績を残してる。チームは38勝26敗でナ・リーグ西地区2位のパドレスに1・0ゲーム差をつけて首位を走っている。

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