レッドソックスの吉田正尚外野手が7日(日本時間8日)、MLB公式サイトの特集記事「環境の変化が必要な8人」に入った。

 昨季DHを務めた吉田は今季、チーム事情で外野手で起用されることが決まっている。

昨年10月に右肩手術後、当初の計画通りにキャッチボールの距離が伸びず、先月4日に抗炎症作用のあるコルチゾン注射を受けた。今月2日、コーラ監督は「距離が75フィート(約23メートル)に伸びた」と進捗があったと明らかにし、キャッチボール再開後約10日で5メートル伸びた吉田は「順調です。(距離は)伸びています」と語っている。

 記事によると吉田が右投手に強く、昨季は空振り率と三振率でリーグ上位5%に入っていたと指摘。ただ27年まで残る年俸1800万ドル(約26億円)がネックのため「移籍させるには相当額をレ軍が負担しなければならない可能性が高い」としながらも「吉田にとっては不定期ながらもプレー機会を得られるのは歓迎されるだろう」と報じた。

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