大相撲の新横綱・大の里(二所ノ関)た8日、昇進後初めて地元・石川に凱旋した。金沢市内にある卯辰山相撲場で行われた親善少年相撲金沢大会に出席。

サプライズ登場に、子どもたちからは大きな歓声を送られ、「こうやって来られて良かった」とうれしそうだった。

 相撲教室では自らは胸を出さなかったが、部屋の幕下以下の力士が、子どもたちと相撲を取った。昨年に出席してから相撲教室の計画を練っていたという。大の里は終始笑顔で大会を見つめた。大会は大盛況に終わり、「たくさんの方が喜んでくれてうれしいですね」と喜んだ。

 小学校時代から参加し、優勝したこともある大会。卯辰山相撲場では小学生時代から相撲を取るだけでなく、高校相撲を観戦した思い出の地でもある。「小さいときから知っていて特別な場所」という“聖地”で英気を養った。

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