長嶋茂雄さんの告別式が8日、都内で行われた。93年からの第2次政権で捕手として長嶋巨人を支えた村田真一さんも王貞治氏、中畑清氏、松井秀喜氏らとともに参列。
「とても穏やかな表情をされていた。祭壇もオレンジがあしらわれてね。監督らしく華やかやったよ。最後にお会いできて本当によかった。弔辞を読まれた王さん、中畑さん、松井も途中にクスッとするフレーズがあったりしてね。しんみりとした告別式じゃなかったよ。松井なんていきなり『監督、今日は素振りないですよね?』やったしね。いろいろなことを思い出しながら、最後のごあいさつをさせていただきました」
村田さんは長嶋さんが指揮をとった94年の「10・8決戦」でも先発マスクをかぶり、斎藤、槙原、桑田の“3本柱”を好リード。自身も一発を放ち、リーグ制覇に貢献した。