第74回全日本大学野球選手権(9~15日・神宮、東京D=報知新聞社後援)の開会式が8日、東京・渋谷区の明治神宮会館で行われた。

 出場26校の選手を代表して宣誓を行ったのは、最速153キロを誇り今秋ドラフト上位候補に挙がる中京大の主将・高木快大(はやと)投手(4年=栄徳)。

「野球を愛する仲間とともに正々堂々ベストを尽くし、全力で戦い抜くことを誓います」と思いを言葉に乗せた。

 高木は、昨年の1回戦で日本文理大を完封。その後、大学日本代表にも選ばれ、一気に全国区の存在になった。今春のリーグ戦では5勝1敗、防御率1・71の数字を残し、エースとして優勝に貢献した。

 「リーグ戦では3カード目くらいからだんだん納得のいくボールを投げられたので、良くなっていると思う」と高木。昨年、青学大との準々決勝で先発し7回4失点で敗れたことを踏まえ「昨年は悔しい思いをした。一戦必勝のなかでも、青山学院(との決勝)を目指して戦いたい」と抱負を述べた。

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