3日に肺炎のため89歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの告別式が8日に東京・品川の桐ヶ谷斎場「雲」で執り行われ、松井秀喜氏は両日とも参列した。1992年のドラフト会議で長嶋さんが引き当てて入団した“まな弟子”は、長嶋さんとの「約束」について再び言及した。
松井氏は4日に米ニューヨークから緊急帰国して長嶋さんの都内にある自宅を弔問。その際に恩師と2人で“会話”したといい「一番は感謝。長嶋監督と生前、約束したこともあります。その約束を果たしたいなと思っています」と語っていた。
この日、改めて「約束」と日本球界への思いを問われると「監督が何を望んでいるかっていうね、それも監督に、自分の心の中で聞いてみます。それで答えを出していきたいと思います。先日、『約束』という言葉を使いましたけれど、自分の中でも、うん、何か、これからの自分自身とこれからの監督との対話で、監督が導いてくれるんじゃないかなと思っています」と話した。