◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島10―0西武(8日・マツダスタジアム)

 雨が降りしきる中行われた一戦で、西武は今季3度目の2ケタ失点。貧打にも苦しみ、今季2度目の同一カード3連敗を喫して連敗は4に伸びた。

 昨季新人王の先発・武内夏暉投手はプロ入り後最短となる4回1/3を投げ、自己ワーストの7失点(自責6)で今季2敗目。「変化球が浮いてしまった。しっかり振ってくる中で連打を止められなかった」。後続の投手陣も軒並み打ち込まれ、4投手のリレーで被安打は16、計10失点と投壊した。

 打線は相手先発・森を攻略出来ず、7安打でプロ初完封を許した。西口監督は「甘さというか、まだまだ足りない部分というのがよく見えた3試合だったと思うので、もう1回気を引き締め直していかないと。バックアップなり走塁の面だったり、そこは(鳥越)ヘッドも言っていたので、しっかりまた練習からやっていってもらおうと思っています」と厳しい口調で奮起を促した。

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