◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島10―0西武(8日・マツダスタジアム)

 広島が、西武相手に16年以来9年ぶりの同一カード3連勝を飾った。先発の森が自身最多129球でプロ初完封。

4月13日以来、6戦ぶりで自己最多に並ぶ4勝目を手にした。打線は今季最多タイ16安打で今季2度目の2ケタ10得点。1点リードの4回には、矢野が強打者顔負けの3ボールから今季1号2ランで貴重な追加点を奪った。5月は月間打率1割台と苦しんだ矢野は、ともに今季初で自身最多タイの3安打3打点という活躍。チームは、オリックスとの開幕カードは1勝2敗と負け越しも、2カードを終えて4勝2敗は、過去最高成績の2位だった17年以来の好発進だ。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―森投手がプロ初完封

 「ナイスピッチングだったと思います。3勝してからしばらく勝ちがなかったんですけども、素晴らしい完封だったと思います」

 ―打線が16安打10得点

 「昨日といい、今日といい、しっかりみんないいスイングできていましたし、いい攻撃だったと思います」

 ―ファビアン選手が初回に先制ソロ

 「一時ちょっと状態が落ちてきたんですけど、またここにきて上がったきたなという印象です。いいスイングだったと思います」

 ―矢野選手の本塁打

「ビックリしましたね。よくしゃべってました。よ~くしゃべってましたね~。1、2週間はうるさいと思います。

素晴らしいホームランでした」

 ―投打ともいい内容で3連勝

 「いい勝ち方だったと思います。カード初戦は、森下があれだけ粘って久しぶりに勝ちがついて、昨日のトコ(床田)もナイスピッチングでしたし、今日の森も、ナイス完封でした。投手陣、攻撃陣がかみ合ってきているなという印象です」

 ―(自ら4回に中継プレーで失点を防いだ守備について)

 「またポイントとして、ファビアンのレフトのカットプレーで矢野がホームで刺して、あそこも流れを向こうに行かせなかった点では守備でもいいプレーが多かった」

 ―移動日を挟んでロッテ、日本ハムとビジター6連戦

「また来週もいい1週間になるよう、みんなで頑張っていきたいと思います」

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