【函館スプリントステークス展望】３年ぶりＶ狙うナムラクレアが不動の中心　ビッグシーザーも上位候補
函館スプリントステークスの主な登録馬。※騎手は想定 画像（1枚）

　サマースプリントシリーズ第１戦、第３２回函館スプリントステークス・Ｇ３は６月１４日、函館競馬場の芝１２００メートルで行われる。

　ナムラクレア（牝６歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル）はスプリンターズＳが〈５〉〈３〉〈３〉着。

高松宮記念は〈２〉〈２〉〈２〉着と、Ｇ１タイトルこそ手にしていないが、現役トップクラスのスプリンターであることは間違いない。当レースは２２年に勝っており、２３年には同じ洋芝のキーンランドＣを制した実績もある。引き続きルメール騎手とのコンビで中心は揺るがない。

　ビッグシーザー（牡５歳、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー）は２走前の京阪杯Ｖも含め、全７勝が１２００メートルのスペシャリスト。昨年の函館スプリントＳで３着と健闘しており、上位争いが見込める１頭だ。

　昨年の２着馬ウイングレイテスト（牡８歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー）は、先行力を生かせる開幕週の馬場で新たな重賞タイトルを狙う。インビンシブルパパ（牡４歳、美浦・伊藤大士厩舎、父シャラー）はいいスピードがあり、初めての芝への挑戦でも侮れない。

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