◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人5―0楽天(8日・東京ドーム)

 巨人の岸田行倫捕手が初の満塁弾を含む、2安打5打点と大暴れした。

 勝利の立役者となった。

まずは4回2死一、二塁で藤井から先制の右前適時打。さらに、1点リードの8回2死満塁では藤平の直球を左中間席へ運ぶ、満塁アーチを描いた。プロ入り後初のグランドスラムとなり、「(岡本)和真っていつもこんな感じなんや」と、同学年の主砲の名前を出しながら喜んだ。

 捕手としては巧みなインサイドワークで先発・戸郷を引っ張るなど、完封リレーを演出。8回1死一塁で二盗を狙った小深田を刺し、強肩ぶりも発揮した。戸郷とともにお立ち台に上がった背番号27は「任された試合で少しでもチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」と誓った。

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