フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜・午前8時14分)は10日、大相撲で史上最多45度の優勝を誇り、日本相撲協会を退職した前宮城野親方の白鵬翔さんが9日、都内で記者会見を行ったことを報じた。

 9日付で協会を退職するに至った経緯などを説明。

今後について「新たな夢に向かって進み出す。外の立場から相撲の発展に力を尽くしたい」と表明し、国内外に競技の裾野の拡大を目指す「世界相撲グランドスラム構想」を掲げた。

 白鵬さんと公私ともに親しいコメンテーターで元放送作家の鈴木おさむ氏は記者会見を見て「まず思ったのが、礼をもって去ったのが印象です」と示した。

 続けて「貴乃花さんが協会を辞める半年ぐらい前から他局ですけど、テレビで結構なことを言ったりとか、激しく戦って去って行った印象があるんですね」とし「今回、会見をすることで、いろんなことを想像したり、激しいことを言うんじゃないか、いろんなことを言うんじゃないかと思った人もいたと思うんですけど、ちゃんと横綱として弟子もいるし、ちゃんと去っていこうという思いと、僕が思ったのは、この後やることに対して本気なんだなと思った」と明かした。

 さらに「次やること、相撲に関わることじゃないですか?相撲の世界の大会を作っていくことに対して、協会に対して言ってですよ、ケンカを売ることも選択肢としてあったと思うんですけど…そうじゃなくてこの後、やることが本気だから相撲協会と相撲自体に対してもちゃんと愛を持って去って行くことが、この後、夢につながると思ったんじゃないかな、ということが一番強く感じたことです」とコメントしていた。

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