◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、阪神競馬場・芝2200メートル)=6月10日、栗東トレセン
栗東に滞在して調整を続けているローシャムパーク(牡6歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は坂路を2本。1本目は68秒5―16秒1でゆったりと駆け上がり、2本目はペースを上げて59秒4―13秒2を計時した。
6月5日の栗東・CWコースでの1週前追い切りは、初コンビの池添謙一騎手が騎乗し、6ハロン75秒2―11秒3の猛時計。「追い切り後の感じも一段階上がっているという感触はある。ちょうどいい負荷がかかったのかな」と順調に調教を積んでいる。
現時点で週末は雨予報で、昨年同様に道悪での開催も予想される。稍重馬場だった2023年の函館記念を勝っており、タフな馬場をこなせる下地はある。「跳びが大きくてきれいな走りをするので、良馬場が理想だけど、函館でも勝っているし、ボコボコでなければ大丈夫」と同助手は力を込めた。