俳優の志尊淳、女優の岸井ゆきのがダブル主演する日本テレビ系連続ドラマ「恋は闇」(水曜・午後10時)第9話が11日に放送された。
同作は完全オリジナルの脚本で描く“究極の恋愛ミステリー”。
「なんで……ウソでしょ?」。連続殺人【ホルスの目殺人事件】の6件目の現場で万琴(岸井ゆきの)が目撃したのは、全身をめった刺しにされた女性と、レインコート姿でナイフを持って立つ浩暉(志尊淳)だった…。震える手でなんとかカメラを向ける万琴を残し、浩暉は窓から逃げていく―。
警察の事情聴取を終えて職場に戻った万琴に、野田(田中哲司)は生出演を命じるが、沙樹(西田尚美)は休ませると猛反対。「私のネタです!私がやります!」と怒鳴る万琴。誰も寄せ付けないその空気に心配する一同。
一方、合同捜査本部は逃走した浩暉を殺人未遂容疑で全国に指名手配する。翌朝、生放送で万琴のスクープ映像が公開され、ついにあらわになった連続殺人鬼・設楽浩暉の姿に日本中が震かん。放送直後から、SNSには犯人を取り逃した万琴への非難の声が集中し、番組にも責任を問う電話が殺到する。心配した沙樹に勧められるまま休職することになった万琴だが、茫然自失で現実を受け入れることができず…。
そんななか、逃亡中の浩暉が、大胆にもネットに手記を公開。「週刊新流」編集部に手記を郵送し、それを尾高(山本未來)がデジタル版に掲載したのだ。自分が真犯人だと明かし、その動機と手口を詳細につづって世間を挑発し始める。そしてついに「最後の殺人」の日が訪れる…。
ついに「最後の殺人」の日、7月7日。万琴(岸井ゆきの)は、営業していない古びたスーパーに向かう。薄暗い店内に足を踏み入れ、ゆっくりと歩いていくと、後ろから誰かに襲われ、ナイフを突きつけられる。それは黒いレインコートを着た浩暉(志尊淳)だった。浩暉は「わざわざ殺されに来るなんてバカだなあ」とつぶやく…というストーリーだった。
やはり、連続殺人鬼は浩暉なのか。次週に最終回を迎える。