◆イースタン・リーグ ヤクルト1ー6巨人(14日・戸田)

 2軍に降格した巨人のリチャード内野手(25)が14日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)に「4番・DH」で出場し、合流即タイムリーを放った。4点リードの7回1死三塁。

148キロ直球をはじき返し、強烈な向かい風に戻されながらもワンバウンドで左翼フェンスに当たる適時二塁打とし、「亀井(1軍打撃)コーチからもっとボールを(自分の方へ)引っ張ってくるようにと言われていた。今日はずっと打席を通してできていた」と手応えを口にした。

 5月12日にソフトバンクからトレードで加入。2本塁打を放ったが、18試合で打率0割9分5厘にとどまった。12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)ではサインミスを犯し、13日に出場選手登録を抹消された。

 この日は4打数1安打2打点。昨季までウエスタン・リーグで5年連続本塁打王のロマン砲は「ずっと、どうしたら打てるか考えていた」という。2軍で“答え”を見つけ、一日も早く1軍に戻る。(加藤 翔平)

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