◆米大リーグ ドジャース5―4ジャイアンツ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)からの本拠地・パドレス戦で復帰登板するとロバーツ監督が明言した。15日(同16日)の試合後に明かした。

先発で短いイニングの“試運転”となる見込みだ。会見終了後にドジャース公式SNSはあす17日(同18日)に先発することを発表した。

 23年9月の右肘、昨年11月の左肩手術から今季は投手としても復帰予定の大谷は、すでに3度のライブBP(実戦形式の練習)に登板。10日(同11日)のパドレス戦の試合前には最多の3イニング想定で44球を投じていた。

 当初は近日中に4度目のライブBP登板が予定されていたが、この日の試合前にロバーツ監督は「実戦形式の投球(ライブBP)をしながら、打者で試合に出ることはかなり体力を消耗するということだった。ダブルヘッダーをこなすようなもの。我々は翔平の意見に耳を傾けている」と説明し、実際に試合で登板して“リハビリ”する考えを示唆していた。

 大谷の希望も踏まえた上での決定とみられる。当初は後半戦の復帰とみられていたが、順調に調整が進み、公式戦で登板する中で徐々にイニングを伸ばしていく方針で固まったようだ。

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