◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―パドレス(14日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 パドレス・松井裕樹投手(29)が14日(日本時間15日)、敵地・Dバックス戦で2点ビハインドの6回から登板。今季30試合目の登板は1四球を与えたが、1回無安打無失点で2試合連続無失点とした。

防御率は3・14。7回に味方が一挙4得点で逆転し、松井に3勝目の権利が発生した。

 先頭の3番・ペルドモをスプリットで三ゴロに打ち取ると、4番・ネーラーはスライダーで左飛。4回に20号3ランを放っている5番・スアレスにはフルカウントから四球で走者を出したが、続くグリエルを1球で三邪飛に仕留めた。最速は93・3マイル(約150・2キロ)を計測した。

 渡米1年目の昨季は64試合で4勝2敗9ホールド、防御率3・73。この日で2年連続の30試合登板を達成した。前回11日(同12日)の敵地・ドジャース戦では大谷翔平投手(30)から空振り三振を奪い、メジャー通算100奪三振に到達。2年目もブルペンの一角として存在感を示している。

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