◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 米情報サイト「ジ・アスレチック」のF・アルダヤ記者が13日(日本時間14日)、ドジャース―ジャイアンツ戦のA・ベック球審の判定に疑問を呈した。

 ドジャース先発の山本由伸は立ち上がりから微妙なコースへの投球がボールと判定された。

初回1死には外角低めへの2球連続ボールからアダメスに先制ソロを被弾。2回1死一塁ではヤストレムスキに対し、高めのスプリットがボール判定で四球。現地放送のリプレーではストライクゾーンにかかるボールで、本来なら見逃し三振。ボール判定で山本は「えっ」というような表情を浮かべた。

 その裏にはマンシーの打席でピタッと止まったハーフスイングが空振り判定。ベンチのロバーツ監督がベンチから怒りの表情で球審に抗議の声をあげた。続く2球目、内角高めに外れたようなボールもストライクとコールされ、マンシーは「マジかよ」といわんばかりのリアクションだった。

 3回1死一塁ではラモスに対し、現地放送でストライクゾーンをかすめた内角低めへの2球がボールのコールで結局四球。ロバーツ監督もベンチから「なぜ」のジェスチャーで不満を表した。

 ジ軍先発ウェブも不安定な判定に被害。アルダヤ記者は「今夜は奇妙なストライクゾーンだ。山本由伸は3回に四球で満塁とした。

すでに投球数は60を超えた。そしてシュミットにグランドスラムを打たれた」とX(旧ツイッター)にポストした。山本は4回2/3で6安打5失点。5四球はメジャーワースト。102球を投げて56球がストライク、46球がボールだった。

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