巨人の若林楽人外野手(27)が14日、「左大腿(だいたい)二頭筋筋損傷」の影響で出場選手登録を抹消された。12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に「2番・左翼」でスタメン出場するも、左脚の違和感を訴えて3回の攻撃終了後に途中交代。

13日に大阪市内の病院で検査を受け、「左大腿二頭筋筋損傷」と診断された。この日はオリックス戦(京セラ)に向けて球場入りしたが、全体練習には不参加。今後は故障班に合流し、治療とリハビリを行っていくことになる。

 開幕1軍スタートだった今季は3月28日のヤクルトとの開幕戦(東京D)でサヨナラ打を含む4安打。ここまでキャリアハイを更新する52試合に出場して、打率2割6分5厘、3本塁打、14打点、6盗塁をマークしていた。抜群の身体能力を生かした走攻守3拍子そろったプレーと勝負強さを発揮して外野のレギュラーの一角を担ってきただけに、手痛い離脱になった。

 復帰時期は患部の損傷の程度によって変わってくると見られる。過去に同様の症例だった選手は復帰に1、2か月を要しているケースが多い。一日も早い復帰を目指してリハビリに励んでいく。

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