◆米大リーグ ダイヤモンドバックス8x―7パドレス(14日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ナ・リーグ西地区3位のパドレスが14日(日本時間15日)、同4位のDバックスとの直接対決で連敗。4点リードの9回に逆転サヨナラ負けを喫し、38勝31敗の貯金8と後退した。

現時点で同首位のドジャース、ジャイアンツとは2・5ゲーム差に広がった。2年連続で30試合登板を達成した松井裕樹投手(29)が“ご祝儀”の3勝目が目前で逃げていった。

 両チームは今カードが今季初対戦。13日(同14日)の第1戦は1―5で敗れたパドレスだが、この日は1―3と2点ビハインドの6回に松井が2番手で登板。渡米1年目で64試合に登板した昨季に続き、今季30試合目のマウンドは1四球を与えたが、1回無安打無失点で2試合連続無失点とした。

 すると、直後の7回に打線が一挙4得点。1死満塁でタティスが左前へ2点適時打を放ち、同点に追い付き、なおも2死一、二塁から3番・マチャドが左中間を破る勝ち越しの2点二塁打を放って逆転に成功。松井に白星が転がり込んだ。9回には2点を追加し、4点リードのその裏は元ソフトバンク、阪神の守護神・スアレスが登板。メジャートップの21セーブを挙げている右腕を投入したが、1点を失い、なおも1死満塁からペルドモに走者一掃の3点三塁打を浴び、最後は代わった左腕・モレホンが野選でサヨナラを許した。スアレスは2敗目となった。

 開幕からメジャーで最激戦区となっている「ナ西」ではこの日、41勝29敗で同率首位のドジャースとジャイアンツが直接対決第2ラウンド。

その裏で、パドレスが敵地で痛い星を落とした。

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