◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督(53)が14日(日本時間15日)、試合前のグラウンドで故郷の沖縄県民栄誉賞の授賞式に出席した。昨年12月には那覇市特別栄誉賞も受賞しており、ダブルの喜びとなった。

 その後、沖縄県の玉城デニー知事の始球式では捕手役を務めた指揮官。玉城知事は「この沖縄県県民栄誉賞は平成11年以降、これまでに10人(10回)授与したので、ロバーツ監督が11人目、海外で活躍するうちなんちゅ(沖縄出身者)では初めての受賞となります」と説明。「沖縄出身の選手がやがて監督となってチームを世界一に導いていくという成功をおさめ、ロバーツ監督のこれまでの努力が今、花開いていらっしゃることを世界のうちなんちゅの皆様も、沖縄県民も一緒に喜んでくれた贈賞だったと思います」と話した。

 さらに「とっても喜んでいただけまして、なんと監督はお母様にもその場で電話をして『ママ、賞をもらったよ!』と伝えていらっしゃいました。ロバーツ監督とお会いして、監督がこれまで頑張っていらした努力と人間性がチームと一体となってドジャースの強さと人気を高めているんだなあと改めて思いました」と明かした。

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