◆米大リーグ ドジャース11―5ジャイアンツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのE・ヘルナンデス内野手(33)が14日(日本時間15日)、本拠地・ジャイアンツ戦で11点リードの9回に登板。2/3を投げて3安打3四球で5失点(自責4)を喫した。

 「キケ」の愛称で親しまれる人気者は7回から中堅の守備に就くと、9回は大歓声の中マウンドへ。早くも今季4度目の登板。MLBでは大差の試合では投手を温存するために野手が登板することも珍しくなく、前回の10日(同11日)の敵地・パドレス戦では2回1/3の“ロングリリーフ”を見せていた。

 この日は1死一塁からコスを55・5マイル(約89・3キロ)のスローボールの直後の86・9マイル(約139・9キロ)直球で見逃し三振に斬り、キャリア初の奪三振も記録した。ベンチでは大谷翔平投手(30)も苦笑いするような表情だった。その後満塁本塁打を浴びて完封リレーの完成はならなかったが、おなじみとなったヘッドギアをつけての投球で本拠地をわかせた。

 最後は残り1アウトで登板した投手が本職のバンダが試合を締めた。

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