◆日本生命セ・パ交流戦 2025 日本ハム8X―7広島=延長10回=(15日・エスコンフィールド)

 広島は、7点差をひっくり返されて悪夢の延長10回サヨナラ負けを喫した。

 打線が6回に打者一巡で6得点を奪うなど、6回まで7点リードの“楽勝ムード”だった。

7―2となった8回1死一、三塁で、先発・森からバトンを受けた2番手・中崎が流れを止められず。3番手・森浦もけん制悪送球で走者の生還を許し、2点リードの9回はハーンが2死無走者から同点に。延長10回は栗林が先頭・田宮に3ボールにした後の5球目を右中間に運ばれた。

 7点差からの逆転負けは19年9月19日のDeNA戦(横浜)以来、6年ぶりの屈辱だった。交流戦はビジター3カードすべて負け越しで、2位タイから6位タイまで後退した。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―8回に相手に流れがわたってしまった

 「自分のミスだと思う。昨日も勝ちパターンというのは投げていないし、今日は日曜日なので。あそこ(8回)、森浦を用意させていなかったのは自分のミス。ザキ(中崎)も、ちょっと戸惑ったと思う。ザキにも、ちょっと申し訳ないし。自分のミスです」

 ―あそこまで一気に縮められると

 「もう、あそこまでいったら、もう流れが完璧に向こうにいっているんで。

それも含めて、森浦を用意させていなかった自分のミスです」

 ―先発・森は7回で代える選択肢も。8回は期待、成長を促す意図が

 「もちろん、そういう意味合いもあった」

 ―打線について

 「みんな、いいバッティングだと思います。中軸もしっかり打って。いい攻撃だったと思います」

 ―17日から本拠マツダでソフトバンク、楽天と交流戦最後の6連戦

 「残り2カード、1週間。しっかり頑張りたいと思います」

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