◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日午前8時10分開始予定)、本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。2戦連発となる26号に期待がかかる。

日米通算300号にも残り2本と迫っている。現地はこの日が父の日。4月に第1子の長女が誕生してパパになった大谷が父の日弾を狙う。

 試合雨にロバーツ監督は、大谷の投手復帰が6月中になる可能性を示唆。すでに3度、ライブBP(実戦形式の練習)で登板し、10日(同11日)の敵地・パドレス戦前には最多の3イング想定で44球を投げた。17日(同18日)前後に次回のライブBP登板が予定されているが、最後の実戦登板になる可能性について指揮官は「可能性はある。彼は非常に意欲的で、非常に興奮している」明かした。中5~7日ほど空けてメジャー復帰登板となっても6月中に復帰する可能性は十分ありそうだ。

 チームは投手陣に故障者が続出して苦しい台所事情になっているだけに」ロバーツ監督は「現在の状況において、1イニングや2イニングのオープナーとして投げてもらえるだけでも、我々にとっては大きな意味がある。それはチームにとっての利益であり、代償(代わりの選手をマイナーに降格させるなどの)が不要な追加戦力となる」と期待を込めた。

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