◆米大リーグ レッドソックス2―0ヤンキース(15日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 ナ・リーグ西地区で首位のドジャースを1ゲーム差で追うジャイアンツが15日(日本時間16日)、レッドソックスからR・ディバース内野手(28)をトレードで獲得すると複数の米メディアが報じた。

 ドミニカ共和国出身のディバースは17年のメジャーデビューからレッドソックス一筋だった。

21年に38発を放つなど30本塁打以上を過去3度記録。全ての年で2ケタ以上のホームランをマークし、通算215本塁打。この日のヤンキース戦には「2番・DH」で先発出場し、15号ソロを放つなど、今季も73試合で打率2割7分2厘、15本塁打。58打点はリーグ2位と主軸として活躍していたが、衝撃の放出となった。

 ディバースは24年から球団史上最高額となる11年3億3100万ドル(約439億円=契約当時のレート)の大型契約を結んでいた。だが、今季はアストロズからブレグマンを獲得したことで三塁ではなく、指名打者で起用されていた。ブレグマンが負傷離脱した後も起用法は変わらなかった。

 ジャイアンツからはこの日のドジャース戦に先発予定だったハリソン、ヒックスらがレッドソックスに移籍するという。左腕・ハリソンはすでにドジャースタジアムでブルペン入りしていたが、その最中にトレードを告げられた模様だ。

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