オリックス・岩崎翔投手(35)が16日、17日からの中日3連戦(バンテリンD)で「恩返し連投」を希望した。5月30日に中日から金銭トレードで加入し、ここまで3試合で1ホールド。

「できれば連投して、元気な姿を見せたい」と今季初の連投を視野に入れた。

 22年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年は2連投と3連投を1度ずつ経験。オリックス加入後も中2日、3日と間隔を空けて起用されてきた。トレードによって巡ってきた古巣との顔合わせ。「ファンの方はすごく温かくて、声援はずっと忘れません。投げている姿で恩返しをしたい」と3連投もOKの心意気だ。

 15日の巨人戦(京セラD)で移籍後初ホールド。山岡とともにペルドモ、マチャドの8、9回につなぐ役割を期待されている。4月1日の巨人戦で1413日ぶりの勝利を挙げ、お立ち台で涙をぬぐったバンテリンDへ帰還。ベテラン右腕のモチベーションは最高潮だ。(長田 亨)

 〇…東が「無失点&無三振」の2大目標を掲げた。今季2度目の5連勝をかけ、中10日で17日の中日戦に先発する右腕。

敵地・バンテリンDでは初登板だ。6日の阪神戦(甲子園)は7回無失点。「イメージと感覚は良かったので、継続できれば」と力を込めた。前回は2打数無安打1三振だった打撃でも、犠打など最低限の仕事を約束。髪にもゴールドのハイライトを入れ「三振だけはないように」と自身に言い聞かせた。

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