阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が17日、大阪市内で1877人の出席者を集めて行われた。セ・リーグ首位に立ちながら、6連敗中の阪神・藤川球児監督を株主が糾弾した。

「藤川球児監督についてですけど、彼はそもそも組織を動かすリーダーとしての資質がないように思えてなりません。背番号22だって、監督らしい背番号じゃないでしょう。かつての田淵幸一さんのイメージがあって、この背番号22を永久欠番にするつもりじゃないでしょうね? おこがましいにもほどがあります。監督らしい背番号、78、9といったものに変えるとか、年配の参謀格のコーチを置くとか、改革を講じるべきだと思いますが、いかがでしょうか」と厳しく指摘した。

 阪急阪神HD側は「藤川監督は何よりもタイガースを強くしたいという熱意が非常に強く、チームを優勝に導いてくれると考えまして、我々は監督就任をお願いしております。現在、チームが優勝に向けて戦っている最中でございまして、長いペナントレースを戦う中で調子の波が必ずございます。先週は6連敗ということで、チームの状態は決して良くはございませんが、私ども本社、フロントは藤川監督を信頼して任せてございます。ファンの皆様、株主の皆様のご期待に添えられるよう、優勝に向けましてチーム、フロントともに一層の努力を重ねてまいりますので、なにとぞご期待のほど、よろしくお願いします」と回答した。

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