◆米大リーグ ドジャース6―3パドレス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地・パドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。663日ぶりの復帰登板は1回2安打1失点、打っては2安打2打点でチームの3連勝に貢献した。

 パドレスの1番打者タティスは、復活した大谷が初めて対戦する打者として打席に入った。初球シンカーを見逃してストライク。フルカウントからの6球目の直球を振って右前にポテンヒットで出塁した。その後暴投で二進し、アラエスの中前打で一、三塁。続くマチャドの犠飛で生還した。

 タティスは「(大谷との対戦は)いつも最高だ。彼は史上最高の選手だからな。いつだって素晴らしい瞬間だ」。安打については「球がいろんなところに、動いた。やっかいな、いい球を持っている。彼はベストな選手のひとりだし、今日の球もよかったから彼から得点できてよかった」と話し、160キロ前後の球速が出ていた点については「いや、俺たちは準備をしていたから、それには驚かなかった」と心境を語った。

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